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    すべてがFになるの感想を書いていきます。

    すべてがFになる 作_森博嗣 講談社 1996年初版

    未読の方は先に紹介記事をどうぞ!ここから先はネタバレありです!

    真賀田四季博士が早々に退場し、あれ?一番キャラが立ってる人がこうなるの?とワケもわからず読んでいたらあの結果ですよ!!!!

    自分の中で勝手に「真賀田四季」の人物像を作り上げておりました。。。堅物で研究のこと以外に興味がない、というか他人に興味がない。そんなイメージの真賀田博士に子供がいる、、、なんて誰がわかるか!!!

    「密室にひとり」のトリックがこんな形で作られていたとは。完全に予想外すぎて作者の手のひらの中で必死に推理してしまった~!ずっと一緒にいた子供になんの感情もなかったのだろうか。自動運搬装置のために、重さ調整のために我が子の手を切り落とすなんてドン引きしましたし驚きました!

    子供を影武者にしてモニターに出すのは力業感がありましたが、そんなことは些末な問題。

    この小説は最初から最後まで「真賀田四季」の独壇場でした。こういうキャラは何をしてれば思い付くのだろうと、漫画を書く身としては絶望しました。。。。

    最後に犀川に会いに来る辺りもただの冷酷な人物でなく、どこかお茶目さ感じられ「真賀田四季」が奥深さを演出していると思う。

    小説のかんそうというより、「真賀田四季」すげーーーという感想になってしまいました!

    とてもキャラが立った小説で面白かった!!

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