一ノ瀬家の大罪　第21話　幸恵の異変【ネタバレあり・感想】

2023年4月17日
shukanshonen-ashura

一ノ瀬家の大罪　感想・考察

タコピーの原罪で有名なタイザン5先生による新連載
「一ノ瀬家の大罪」の実況感想です！

幸恵おばあちゃん、なんてこった。。。

アルツハイマー

©️タイザン5　出典_一ノ瀬家の大罪/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+

　颯太に突撃した翼ですが、目覚めない理由は過去を受け入れない自分にあると言われてしまいます。どれだけ思い出しても拒絶するあまり現実に戻りたくない、つまり目覚めないということでしょうか。
　嫌すぎる現実。一体何があったのか。

　今週から祖母の幸恵に焦点がしぼられました。アルバムで見つかった福井の病院を幸恵は知っているようです。福井は一家全員が崖からの転落事故に遭った場所。繋がりを感じます。

©️タイザン5　出典_一ノ瀬家の大罪/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+

　そして福井の病院の専門はアルツハイマー。認知症の一種で、症状としては物忘れが有名です。幸恵は何度もお茶をくんでしまったりと、実際に症状が出ています。
　ここで幸恵に過去の記憶がちらつきます。病院・車・ネクタイを締めた人。そして家からとても遠い福井と言う土地。

©️タイザン5　出典_一ノ瀬家の大罪/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+

　嫌な予測ですが、姥捨て山という言葉があります。高齢で働くことができない老人を山に捨てるというものです。
　とんでもない話ですが、アルツハイマーに罹った幸恵を姥捨て山のように家族から放出しようとしたのではないか。入院させるとか細かいことは全然わかりませんが、とても嫌な発想です。どうなのだろう。。。

福井へ

　翼の突撃で福井行きが決まりました。颯太もついてきてます。そして、福井といえば東尋坊。とても有名な景勝地ですが、「自殺の名所」という側面もあります。切り立った崖で海に飛び込めばまず助かりません。
　そこに翼と幸恵はいます。病院の写真をみてからどこか様子がおかしい幸恵。
　翼の底抜けな明るさに感謝を述べます。色々な人が感謝していることも言います。翼が突っ走ったおかげで「昔のことを思い出した」ことも。そこがまずかった。