タコピーの原罪で有名なタイザン5先生による新連載
「一ノ瀬家の大罪」の実況感想です!
耕三じいちゃん、なんてこった。。。
©️タイザン5 出典_一ノ瀬家の大罪/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+
祖母の幸恵に突き落とされてループした翼。あまりのショッキングな出来事に翼は自室に閉じ籠ります。自分の祖母に殺されるとか到底耐えられることではないよな。
そこに頼りになる祖父の耕三が現れます。翼を心配し、不器用ながらも力になってくれる祖父。一度は逃げたしたものの、耕三に頼ります。
耕三は以前のようにカレーライスを作ってくれました。「美味しいものをご馳走して元気になってもらう」のは耕三の型なんでしょう。
翼に「同じ」と言われてなんのことだとなっています。
そしてアルツハイマーについて講義をしてもらいます。幸恵は「初期段階」、まだ物忘れの段階。「ひどくなる」と当たり前のことを忘れてしまう。患者本人は無自覚なことが多い。
全ての言葉が怖い。。。
©️タイザン5 出典_一ノ瀬家の大罪/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+
祖父の支えもあってか元気を取り戻していく翼。そこに祖母の幸恵が突然現れます。自分の崖から落とした祖母。もはや恐怖しかありません。
©️タイザン5 出典_一ノ瀬家の大罪/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+
祖父に相談しようと部屋に入って気付きます。
変な貼り紙がたくさんある。
大学の先生らしく紙に囲まれた部屋だと思っていたら、そこに書いてあるのは変な文字や日常生活のちょっとしたメモ。思っていたものと違います。
©️タイザン5 出典_一ノ瀬家の大罪/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+
先ほど祖父から聞いていたアルツハイマーの症状に当てはまりすぎる。なんなら祖母のような軽度の物忘れではない。。。その事実に気づいたとき、またしてもカレーライスをご馳走されます。それも祖父にとってははじめてのこと。かなり重度です。
祖母の幸恵が翼を突き落とした理由がわかりました。現状維持を願っていたのです。夢の中では祖父のアルツハイマーは進むことはない。少しおかしくても、普通の会話ができる状態にあります。
しかし、2023年現在ではそうはいかないのでしょう。父の翔と母の美奈子、ふたりは家族が一同に介すことはほぼないと言っていました。浮気疑惑で夫婦間に問題があったふたりはわかりますが、祖父母が家にいない理由はわかっていませんでした。
恐らく重度のアルツハイマーで家で暮らすことができなくなっていたと思われます。治療法がないアルツハイマーは耕三から多くのものを奪っていき、幸恵はその状況に悲観し夢の中だけでも会話ができる耕三に会いたいと願ったのでしょう。
そのために孫の翼を突き落とし、世界が進むのを拒んだ。
あまりにも悲しい。。。翼が目覚めたところで祖父は重度のアルツハイマーの中にいます。
記憶を失ったまま夢の世界で生きることは、颯太の言うとおり幸せなのかもしれません。
これ、どうなってしまうの。。。?続きが気になります!
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