ジャンプで一番最初に読む漫画 アンデッドアンラックの感想です。
古代遺物こわすぎ!
甲殻類のようなエイリアンに女王(クイーン)がいることが判明した冒頭。通常の個体でも堅すぎて手に終えないのに別次元の強さを持つとはヤバイですね。
フィル君の強い感情でエイリアンを引き付けるなかで、風子は優しくフィル君が人間であることを伝えます。体は機械でも魂がちゃんとある。
©️戸塚慶文 出典_アンデッドアンラック/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+
否定能力が宿る悲劇が今回は「感情の証明」になりました。自身に沸き起こる感情を自覚するとともに不感(アンフィール)に覚醒。フィル君は感情と感覚を失いました。
そこに間髪いれず女王エイリアン現れフィル君を捕食してしまいました。
©️戸塚慶文 出典_アンデッドアンラック/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+
女王の腹のなかでフィル君はあや取りをすると喜ぶ母の夢を見ました。こういった背景もあったんですね。良い話だな。。。
そして腹のなかには怪しい人形がありました。ホラー漫画のような怖さ。。。この人形を宇宙船のクルー達は研究していたんですね。
©️戸塚慶文 出典_アンデッドアンラック/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+
古代遺物「託す者(エントラスター)」。不感のフィルだけが適合できる、もはや呪物とも呼ぶべき危険な代物です。
「託す者」の中には全ループの自分の姿がありました。当時のフィルも体を託す者に捧げて全身古代遺物になったのでしょうか。そして現在、「託す者」は顔が割れ中から黒い影がフィルに伸びます。ループを経て再び自身の元に帰ってきたのでした。
女王の腹の外ではユニオンメンバーが必死に女王を迎撃します。しかし、風子の凶弾をもってしても周囲に不運が無さすぎて女王に何も起こりません。
おそらくその何も起こらなかった時間は「フィル君が腹の中に入ってから、託す者の力の継承を受け終わるまで」の間。
力を継承したフィル君は女王エイリアンにとって最悪の不運になりました。
©️戸塚慶文 出典_アンデッドアンラック/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+
宇宙空間でも自在に動け、堅い外皮を切り裂く刃を手に入れたフィル君は女王の腹を裂いて脱出。不感になったフィル君ですが、不感=思考停止とは違うようです。
助けたいという思考。前ループのフィル君もそれを原動力に戦っていたのでしょう。
これからのフィル君の活躍が楽しみだな!
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