タコピーの原罪で有名なタイザン5先生による新連載
「一ノ瀬家の大罪」の実況感想です!
まさかの翔がペットボトルを!!
数年ぶりの帰省となる颯太。帰省と言うのが正しいのか微妙ですがとにかく家出して以来です。
相当帰りたくないはずなのに、翼一人で帰すのは忍びなく沈みながらも一緒に帰ります。
©️タイザン5 出典_一ノ瀬家の大罪/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+
この物語の核心はやはり、一ノ瀬家であり、夢、見えない悪意でしょうか。今回はそこをどんどんくすぐってきます!
来ましたペットボトル!しかしこれは家族から差し入れられたモノではないです。駅かどこかで購入したものでしょう。
それなのに不自然な甘さがあります。どこかですり替えられたのでしょうか?新幹線の乗り換えの際、颯太も手にしていますね。ふたりともペットボトルの飲み物を口にしたと言えるでしょう。
そして祖父(耕三)、祖母(幸恵)が寝たきりになった話に移ります。祖父の耕三は以前からアルツハイマーの症状がありどんどん重篤化していく様子が描写されていましたが、祖母の幸恵は軽い物忘れ程度の描写でした。
それが突然寝たきりになるのですから異常です。また、颯太は夢について触れようとしていました。祖母についても。そこに触れられることなくふたりの会話は強制的に終わりを迎えます。
翼と颯太の会話は唐突に終わり、いつの間にか家についています。なぜか翼しかいません。なんで?
翼は自分の家のカギがないのでしょうか、インターフォンを押します。出てきたのは知らない人。一ノ瀬家に帰ってきた翼でしたが、住んでいたのは山内という人でした。
明らかに不自然なことが重なります。それは夢とすぐにわかります。
©️タイザン5 出典_一ノ瀬家の大罪/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+
翼は一ノ瀬家の呼び掛けで、夢の中で目が覚めます。この光景はまさに第1話。キャラのタッチも完全に1話を再現しています。
1話と唯一違うのは颯太がいること。本当に勢ぞろいした一ノ瀬家の面々です。かつて夢の中では父の翔が退場して偽父として颯太が現れたのでしたが、今回は正しく兄としてでしょうか。
今週号(第41話)の見開き
©️タイザン5 出典_一ノ瀬家の大罪/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+
第1話の見開き 同じ構図ですね
©️タイザン5 出典_一ノ瀬家の大罪/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+
颯太は夢の状況に違和感を感じている表情。翼と同じく現実の記憶を引き継いでいるのかもしれません。
そしてペットボトルを持つ父の翔。翔以外の全員が横たわる見開き。
翔が何かしました。そういえば第37話の最後、テレビに映る颯太や翼を見て駆け付けようとする美奈子を抑えて、「僕がなんとかする」と言っていたのでした。
©️タイザン5 出典_一ノ瀬家の大罪/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+
そこから一向に翔が来ないなと思っていたのですが、福井に来ていたのですね。
そして翼と颯太をつけていたのか、どこかのタイミングでペットボトルをすり替えたか何かを混入したと思われます。こうして集められた一ノ瀬家。
今まで美奈子が食べ物になにか混ぜる描写は見られたのですが、今回は明らかに翔が何かしています。思えば翔はバイトしたりおどおどする姿ばかり見られ、頼りない印象でした。
しかし、研究をしていたと思われる描写もありました。(ラボで2徹と発言)
今までの印象は真実ではないのかもしれません。かくして翔の作為によってか夢の世界に呼び戻された一ノ瀬家。
続きが気になります!