ラスト4話!!経済と知略での殴りあいが面白すぎる、、、!こんな漫画に化けるとは連載当初誰が思っただろう!
©️住吉九 出典_ハイパーインフレーション/少年ジャンプ+
帝国特務省に殴り込みをかけるルーク一行!!
甲冑のダウーもいるしルークはもはや銃にもかてる化け物だし、十分な戦力での突撃になります。
ビオラの言う「一分一秒を争う」事態とはいったい何か。
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迎え撃つはもちろんレジャット!非常に優秀なこの男は贋札のオリジナルを探し出してルークの力の証明を終えたばかりか、帝国全土に贋札の判別方法を周知できる状態にまで準備をしていました。
レジャットはルークとの知略勝負をポーカーに例えました。まさに4カードクラスの手ではないでしょうか!
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レジャットの完璧な準備に対しルークはむしろ安堵。ここまでやられたのになぜでしょう。
ルークの作戦はハイパーノート(贋札)をばらまくことを脅しにして帝国にガブール人救済を迫る狙いのはず。。。
読者として、完全に騙されました。レジャットも同様。ルークの狙いは別にあった!
番号も異なる真・ハイパーノートは顕微鏡でもないと判別不可能。それゆえ、流通さえしてしまえば誰にもばれることなく通常の経済活動が行われる。。。
また、初めて知った金本位制という言葉。実際、日本も含めた世界各国で採用されていた制度のようです。いち鉱物である金が価値の基準だったんですね。
そこをうまく突くことで帝国経済を回復させました。紙幣が増えて金本位制が不成立になることを除けば、国民の生活は豊かになったと言えます。
城での戦いで奪われたハイパーノートの番号。この敗北があったからこそ実現できた経済回復です。反社会勢力もグレシャムの罠で総崩れ。グレシャムはほんと底知れないキャラだ。(反社会勢力の人たちに自分から仲間って言ったのに。。。)
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ここまではルークが贋札で良いことをしたと言うお話。命懸けで慈善事業をやってきたのか?いや、ここからが本当の商談です。
ルークが突き付けた条件は2つ。
・ゼニルストン自治領の奴隷解放
・ガブール人国家独立の承認
さもなくば、贋札の判別方法を公表する。
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はじめレジャットの切り札だったアイテムが真逆の意味を持ちました。
せっかく回復した帝国経済が人質に!!帝国特務省はむしろ贋札を認めざるを得ない状況に追い込まれました。
急ですが先週号はハイパーインフレーションがお休みで代わりに作者コメントがありました。
「この4話のためにここまできました」
どれだけの策略家なんだよ!!!!そりゃそうか、ルーク・レジャット・ハル・グレシャムといった知略の化け物たちは全てこの作者に産み出されたのだから。いつからこの展開を考えていたのだろう。
連載当初からであれば無事ここまで連載が来れたことに対する喜びと、作者に対する底知れぬ畏怖を覚える。。。
あと3話、ラストまで追いかけます!!次回更新は2/17!
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