次回最終回!!最後まで畳み掛ける展開!
ルークの持つ350億、それを帝国へ引き渡すことがレジャットの出した最終条件でした。
しかしそれはハル姉奪還のためのキーアイテム。渡すわけにはいかないはず。。。
そこからの今週号ですが、ルークの手はそれを遥かに上回る「帝国経済を崩壊させない保証」でした!!
©️住吉九 出典_ハイパーインフレーション/少年ジャンプ+
それは帝国に「紙幣以外の資産」を貸し付け、返済は紙幣でさせるというもの。紙幣価値を暴落させれば相当な痛手を負うし、なんなら帝国経済が発展すれば儲けも増えます。これで完全に贋札による経済崩壊の危険は去りました。
©️住吉九 出典_ハイパーインフレーション/少年ジャンプ+
帝国の承認を得た今、ガブール人の独立国家設立は固まりました。それはレジャットが成し遂げたかった悲願。自傷してまで救世主になりたかったレジャットは本物の救世主に「先を越された」形になります。
レジャットは湧き上がる自分の野心を抑え、純粋にルークに感謝を述べます。ガブール人としてのアイデンティティ、帝国人としての誇りから帝国経済とガブール人どちらも救ってくれたルークに感謝せずにはいられなかったのでしょう。
良きライバルの二人でした。とても良い形で戦いは終わりました。
©️住吉九 出典_ハイパーインフレーション/少年ジャンプ+
あとは強烈な差別主義者のイェルゴーをなんとかするのみ!ルークは真・ハイパーノートを贋札に仕立て上げます。それは「贋札殺し」の技、印刷ミスを利用したものでした。
©️住吉九 出典_ハイパーインフレーション/少年ジャンプ+
インクの付着や線の途切れといったものは「印刷ミス」とされがちですが、意図的にそれを織り込んだものが「贋札殺しが作り上げた帝国紙幣」でした。
ルークの罠はその「意図的な印刷ミスをなくす」というもの。知らなければいくら検品しても見破りようがありません!!イェルゴーはまんまとハメられました!
そんなイェルゴーはハル姉を引き渡したあと、再度ハル姉を捕らえようと動きます。
ガブール人との約束?なにそれ美味しいの?状態です。どこまでもガブール人を人とも思わぬ所業。さすがです。
©️住吉九 出典_ハイパーインフレーション/少年ジャンプ+
イェルゴーの追手の襲撃でガブール人一行は危機を迎えますが、そこに思わぬ助太刀が!!!!
世界最強の帝国軍です!贋札作りという帝国への背信行為を取り締まるために動いたのです。
展開が計算され尽くされていて、正直恐ろしい!!
ルーク、レジャット、グレシャムの3人が並び立つ姿は感慨深いです。裏切り殺しあった3人ですが、どこかお互いを信頼しあっていたような、奇妙な友情すら感じました。
引っ捕らえられたイェルゴーはまだガブール人への聞くに耐えない暴言を吐き捨てます。
そこへ3人のパンチ、キック、札束が炸裂!!
ルークの「うッセェェ!!」は気持ちがいいですね!!レジャットの「英知ィ!!」はちょっとギャグだな笑
©️住吉九 出典_ハイパーインフレーション/少年ジャンプ+
この漫画はギャグ、シリアス、知略と楽しむポイントがたくさんあってとても最高でした!!
さみしくて仕方ありませんが本当に最後です!
次回更新は3/17!
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