タコピーの原罪で有名なタイザン5先生による新連載
「一ノ瀬家の大罪」の実況感想です!
掲載順が!ヤバイ!!
今週はけんた回。小さな頃からムカつくと相手を殴っていたけんた。基本的に哀れまれたりしてもムカつかないけんたですが、「チカッ」となるスイッチがあるようです。
©️タイザン5 出典_一ノ瀬家の大罪/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+
恐らく母親を否定されたとき。まだ何とも言えませんが、
けんたの母親について言及したり、
けんたの前で自分の母親を自慢したり、
けんたの母親が十分な愛を与えていない、
というような発言でスイッチが入っているように思います。
空白のコマが示すのはけんたの頭が真っ白になっていることではないでしょうか。我を忘れて殴り続けてしまう。。。
©️タイザン5 出典_一ノ瀬家の大罪/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+
けんたの宿題係の子は悪気はなく地雷を踏み続けていたのでしょう。馬乗りで血だらけになるまで殴られていました。そして「家族」に見つかります。
けんたはスイッチが入ると自分を制御できません。それはまだ母親と暮らしていた頃からそうだったようです。
母親はそれこそ泣きながらもしっかり全力でけんたと向き合っていたように見えます。
けんたも中々感情表現がうまくできず、その対話はお互いかなり精神を削るものだったのかもしれません。
何回でも怒る=見捨てない、と思われたのになぜ母親はまだ幼いけんたを置いて出ていったのでしょうか。
今のけんたに必要なのは、辛くても絶対にけんたから逃げず向き合ってくれる大人なのかもしれません。けんたはその役割を颯太に重ねかけていました。
しかし颯太の目指すものは、お互い踏み込まず傷つけ合わない家庭。悪いことをして謝ろうとしたけんたをさえぎり、何かの間違いで済まそうとします。
©️タイザン5 出典_一ノ瀬家の大罪/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+
自分と向き合わなくなった大人達にけんたは絶望したのかもしれません。颯太が取り繕ってきた疑似家庭は崩壊してしまうのでしょうか。。。
続きが気になります!