火ノ丸相撲で有名な川田先生による新連載
「アスミカケル」の実況感想です!
先週までは奈央目線でみた姫川の強さでした。今週はうって変わって姫川目線(二兎目線)での戦い。
グラップラーから見たときの奈央はどう映るのでしょうか?
グラップラーとしては自分の領分=組みに持ち込みたい。奈央はそう簡単にはタックルを喰らいません。避ける避ける!
隠し技のオーバーハンドまで瞬時に見切りました。二兎は思わず「惜しい!」っていってる!どっちの見方なんだ!笑
©️川田 出典_アスミカケル/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+
このように姫川の攻撃には戦略があります。しかし、まだMMAデビューを果たしたばかりの彼女は長年続けてきた奈央からすればまだ未熟だったのかもしれません。
奈央が放った一発の蹴りが流れを決めたように思います。それはカーフキック。
現実の格闘技では「堀口恭司選手」が使用することで有名な技で、筋肉も脂肪もない部分に刺さる攻撃は一撃の威力を持ちます。
©️川田 出典_アスミカケル/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+
喰らったあとは良いところなし。苦し紛れのタックルに強烈なひざ蹴りを合わせられて試合は終了しました。警戒されていたとおり、カウンターです。
ストライカーにとっては組み技が未知の世界であるように、グラップラーの世界だけで戦ってきた姫川にとっては飛び込んだ先にひざが来るとは夢にも思わなかったのでしょう。
終わってみればはっきりとした実力差を見せつけた奈央。圧巻の勝利でした。
©️川田 出典_アスミカケル/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+
二兎はこの戦いで色々学びがあったようです。組み技一択ではある意味、「出してくる手がわかるじゃんけん」みたいなものでしょうか。
警戒すべき手がバレているのはとんでもなく不利なんですね。
私が好きな「喧嘩稼業」という漫画の合気道を使うキャラも合気を活かすには当て身が弱くてはダメと言っていた気がします。
なるほどと思った今週号でした。
そうなると二兎が次に行うべきは打撃の修得。それも必殺技と呼べるものです!どんな技をゲットするのでしょうか!?
続きが気になります!
川田先生の前作はこちら