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    ケガをしたのは足だけじゃない。。。

    ジャンプで一番の青春漫画 アオのハコの感想です。 前の話#133 次の話#135

    捻挫

     千夏先輩が帰ってきました。全治3週間の捻挫ということで、骨折とか靭帯損傷とかそういう重い怪我ではなさそうでそれは良かったと思いました。

    ©️三浦糀 出典_アオのハコ
       /週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+

     千夏先輩は意外にも次のウィンターカップを見据えていて、もう切り替えているように見えます。笑顔の千夏先輩ですが、それを見守る大喜は心配そうな表情です。

     学校でもウィンターカップに向けて頑張ることを仲間と共有しました。千夏先輩は松葉杖でゆっくり過ごします。

     周囲から大丈夫?と聞かれて平気と答える。そんな時間が過ぎていくなかでバスケ部の面々も意外と大丈夫かな、と思うようになっていましたがチームメイトの渚だけは千夏先輩の心情をわかっていました。

    ©️三浦糀 出典_アオのハコ
       /週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+

    水の塊

     下校の際、チームメイトが送ってくれると言ってくれましたが、猪股家に居候していることは秘密なので一人で帰ることに。

     しかし、思わず座り込んでしまった、そのとき大喜が現れます。ここしかないというタイミング。

     大喜は千夏先輩をおんぶして川に行きました。でっかい水は気分転換にいいですよね。

    ©️三浦糀 出典_アオのハコ
       /週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+

     大喜は俺に何でも話してよ!とか頼って!とかそんなことは言いません。ただ、千夏先輩の心情を良く理解し強がらなくても良い環境を用意するだけです。

     そして千夏先輩にはそれが一番必要だったのかもしれません。

     自分のせいでチームが負けたと強く責任を感じていました。インターハイの夢が断たれたことへの悔しさよりも、自分が抜けたあと負けてしまったチームに対して何か思ったりそんなことはせず、あくまで自分が怪我をしてしまったせいで一緒に努力してきた仲間の夢も敗れてしまった。

     かなり思い詰めていました。大喜はその思いに耳を傾けます。寄り添うのが大喜のスタイルなんですね。

     大きな水の塊に千夏先輩の辛さが流れていって軽くなるといいなと思います。

     続きが気になります。 前の話#133 次の話#135

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