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    外薗健(ほかぞの たける)先生による新連載
    カグラバチ」の実況感想です! 前の話 第1話 次の話 第3話 登場人物一覧

    地雷

     血飛沫ほとばしる剣劇漫画、カグラバチの第2話です。カラーでもがっつり死屍累々の様相。この漫画はブレーキゼロで血を描く方向のようです。

     今週号はヤクザのボスを尋問する場面から。主人公のチヒロは父の敵である毘灼について探ります。

     亡き父の友人であり相棒?の柴(シバ)と軽妙なやり取りで進めていましたが、ボスが毘灼について話そうとした瞬間がトリガーでした。

     彼の体は内側からはじけ、中から圧倒的に死を感じさせる触手のようなものが!チヒロはギリギリ刀で合わせますが、ヤクザに捕まっていた一般人は無理そうです。

    ©️外薗健 出典_カグラバチ/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+

     そこを柴が瞬間移動で救います。この移動術、第1話に登場した黒い松を操る毘灼メンバーも使っていたように思います。彼は自身を燃えるようにして消えていました。

     カグラバチの世界観では移動術はポピュラーなのかもしれません。

     柴が中に戻るとチヒロは無事でしたが、危ないところでした。触手のように見えた物の正体は黒い松。やはりあの妖術師が仕掛けたものでした。

     特定条件で地雷のように発動する妖術。柴曰く、この規模は相当な手練れとのことでした。

     先週、チヒロは妖刀でヤクザ達を圧倒しましたが、この黒い松を見るに例の妖術師はもっと一瞬で皆殺しにできたと思われます。チヒロも強いですが、敵もかなり手強いです。

    3年前の襲撃

     時はさかのぼり3年前。3人の妖術師が襲来し、父と三匹の金魚の命、そして六本の妖刀を奪っていった最悪の日。

     妖術師たちの手には共通の入れ墨があり、その内のひとりは黒い松を操る男です。特徴的なアゴです、間違いありません。

     戦争で使われた妖刀六本は鎖付きの箱にしまわれていました。

    ©️外薗健 出典_カグラバチ/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+

    ・一本は注連縄(しめなわ)が巻かれており別格の雰囲気。

    ・残り五本は同じような丸い輪がついた箱です。

    ・そして引き出しが4つ。脇差しでしょうか。

     それらは全て奪われましたが、六平国重 最後の一振りである七本目はチヒロの手に残りました。亡くなった金魚もその刀に宿っています。

     来るべき復讐の時を待つチヒロ。満月に照らされる中、悲しげな目で刀を見つめるチヒロと刀の回りを泳ぐ金魚たち、なかなか絵になる光景です。妖刀というと恐ろしげな雰囲気がありますが、この刀はとても美しい。

    ©️外薗健 出典_カグラバチ/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+

     そこに柴から妖刀の目撃情報が入ります。この先の展開が非常に気になります!!

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