外薗健(ほかぞの たける)先生による新連載
「カグラバチ」の実況感想です! 前の話 第3話 次の話 第5話 登場人物一覧
ボックスヘアの男とチヒロのバトルが始まりました。淵天(えんてん)、抜刀するときチヒロが唱える言葉です。金魚を召喚するときに必要なのでしょうか?
チヒロは涅(くろ)で攻めます。シャルは早々にシバが救出しました。瞬間移動は強い。
今回は色々な設定が明かされてきました。
まず、妖術や妖刀の力の源。それは「玄力」というもので誰もが内に秘めた生命エネルギーです。ジャンプ漫画ではHUNTER×HUNTERの念やNARUTOのチャクラが有名ですね。
©️外薗健 出典_カグラバチ/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+
【玄】という字の意味を調べてみると「くろ、赤黒い色、深い、遥か遠い、奥深い道理」ということでした。この中だと、奥深い道理という意味が近いでしょうか。
次に妖刀について。東京だけで1000人もいる妖術師の中で、なぜ妖刀が特別視されているのか。それは妖刀が玄力の増幅装置であるということ。
今回の敵は体外に玄力を出して物質化するのみですが、妖刀は込めた玄力を人体で保持できない極限まで練り上げ、力そのものが形を成す。ただの物質化と力の具現化は全く異なるようです。
©️外薗健 出典_カグラバチ/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+
ボックスヘアの男はやはり別の妖刀を知っていました。また、涅(くろ)の斬撃に早くも対応し「拍子抜け」と言い切ります。それなりの場数を潜っているのでしょう。だるまの妖術は爆弾としてだけでなく捕縛や索敵までできそうです。だるまの視界が使えるのかもしれません。わりと良い能力です。
ボックスヘアの男はチヒロの強さを軽くみたのか、シャルへの口撃を始めます。めっちゃ嫌なヤツでした!!!
逃げ続けるシャルに対し、逃げる心を折ろうとしたのでしょう。シャルの母の死について口汚なく罵ります。母の死やこれから自分を守ったせいでチヒロが死ぬことを考え不安で押しつぶれそうになるシャルに、シバが優しく声をかけます。
チヒロはこの程度の敵に破れる男ではありません。しかもチヒロはボックスヘアの言葉にキレています。親が命を懸けて子供を守った点でチヒロはシャルに自分を重ねています。許せるはずがありません。
猩(あか)の金魚を召喚しました。一枚絵の美しさは流石!能力は妖術の吸収と放出。応用に優れていますね。
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自分の力に吹っ飛ばされたボックスヘアの男に刳雲(くれぐも)の行方を問います。初めて妖刀の名前がわかりました。チヒロの刀は未だ名称不明。
なんならボックスヘアの男も不明です。名前がわからないことが多いです!
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感じの読み方を忘れ防止でどの変換で出るか書いておきます。
「涅(くろ) ねち」 「猩(あか) しょう」 「刳(くれ) こ」
なかなか凝った漢字が多いですね!新たな漢字がでたらまた確認します!