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    完結直前!!颯太の目覚めに一ノ瀬家は!?

    タコピーの原罪で有名なタイザン5先生による新連載
    一ノ瀬家の大罪」の実況感想です!

    4年ぶりの集結

     今週颯太が目覚めたことにより、4年ぶりに一ノ瀬家が現実世界で合流しました。(ただ、祖父の耕三は病気で眠ったままです)

     担当医は急に目覚めた一ノ瀬家に対し困惑!祖母の幸恵も異常無しとのことでしたが、謎の薬を使っていたこともあり家族全員検査したいと翔は言います。そりゃ怖いよね!

     そして、父の翔が心中の経緯を語ります。当時、父の翔と母の美奈子はバラバラの家族に絶望して心中を企てていました。美奈子は睡眠薬を用意し、翔は意図的に車を崖から落とします。

     ここで、この二人が知らない隙に祖父の耕三が睡眠薬を夢の薬とすり替えていたことが判明。てっきり翔の仕業と思っていたのですが一番始めに家族に薬を使ったのは耕三でした。

     当時から耕三は重度のアルツハイマーにかかっていましたが、どのような意図の行動だったのか。

    ©️タイザン5 出典_一ノ瀬家の大罪/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+

     前向きに考えると、家族の再生を狙ったのだと思います。心中に向かうほど修復不可能なところまで壊れてしまった一ノ瀬家に対し、病状が悪化した今の自分ではとても対処しきれない。

     それならば、まだ家族が壊れる前の夢の中で楽しかった日々を思い出すことでまた元の関係に戻ることを期待した。。。

     後ろ向きに考えると、まだ自分が元気だった頃の環境で家族みんなで暮らしたい。そのため、運転中は非常に危険な睡眠作用が入った薬を家族全員に飲ませ、そこから夢の世界に招こうとした。。。

     いったいどちらが正しいのでしょうか。もはや目を覚ますことがない耕三の真意を確かめることはできませんが、前向きな方だといいなーと思ってます。

     そしてもう一度集結した一ノ瀬家は前を向いて進もうとしています。幸恵は耕三の研究資料をバンバンはがして片付けていきます。起きることのない耕三や残された物にすがって生きていた幸恵には大きな変化です。

     また、颯太に嫉妬を燃やしていた翔と家族にヒステリーをぶつけていた美奈子の夫婦も変わろうとしています。一度は一ノ瀬家を見限った颯太に対しまた一緒に暮らすことを提案しますが、颯太は出ていくと宣言。そう簡単に受けた傷は治りません。

     だったらどうする、翼!

    ©️タイザン5 出典_一ノ瀬家の大罪/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+

    東尋坊ふたたび

     前向きで圧が強い翼は、東尋坊(福井)へ家族旅行に連れ出します。颯太は人が良いのか断れないタイプなのか巻き込まれながらもちゃんとついてきてくれますね!笑

     以前夢の中で来たとき、翼は幸恵に崖から突き落とされました。。。それは「夢の終わり=眠りから覚めない耕三との日々」を恐れた幸恵が、夢の謎を解こうとする翼を止めるためでした。それでも孫を突き落とすのはとんでもないことですが。

     今回は崖際に立つ翼の身を案じて手を引いてくれました。よかった。。。

     颯太はまだ一ノ瀬家を外から見ています。何もかも忘れて仲良く、なんて流石にできないですよね。それでも急に消えたりしないのは翼の圧のせいか、颯太の優しさか。両方でしょう。

     帰り道は颯太の運転。絶望の中にいた4年前とは車中の雰囲気が大違いです。結局颯太も「たまになら」とまた家族旅行にいくことを了承してくれました!

     もはや完全復活したと思われる一ノ瀬家。しかし、良いことばかり続きません。しりとりと同タイミングで現れたサルを避けるため、またしても崖から落ちてしまいました!!なんて危険な定番でしょう!

    ©️タイザン5 出典_一ノ瀬家の大罪/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+

     そして翼の目覚めの光景、一話の構図がまたしても再現されました。

     しかし、編集のあおりを見ると「次週、クライマックス」の文字が。。。これで次週 最終回が確定しました。

     残された伏線は何があるでしょうか!祖父の耕三が薬を作った意図はなぞのまま。他はもうないかな!?

     最後はどのように締めくくるのでしょう?ハッピーエンドだといいなー!最終話、気になります!!






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