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    刳雲の能力が明かされてきた!!熱すぎる展開!!

    外薗健先生の「カグラバチ」実況感想です! 前の話 第8話 次の話 第10話 登場人物一覧

    終戦記念日

     柴と薊の会話から始まった今週号。双城の大胆な動きは刳雲の所持にありました。

     戦争を終わらせるだけの力を秘めた妖刀。国軍である神奈備すら恐れるに足らぬ、というところでしょうか。やはりとんでもない代物のようです。

     話は終戦記念日に移ります。泥の妖術師曰く、”地獄”と表された戦争を終わらせた妖刀とそれを造り出した六平国重は英雄として扱われています。

    ©️外薗健 出典_カグラバチ/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+

     それは、市中の人々にとって「自分を守ってくれるモノ」だったからこそでしょう。

     薊の危惧する妖刀同士の戦いが巻き起これば、「守ってくれるモノ」から「死を振りまくモノ」に変わります。かつてノーベルがダイナマイトを人々のために発明したのにも関わらず、兵器利用されたような悲劇を想起させます。

     看板を見るに終戦十八周年。毘灼や双城達は太平の世を終わらせようとしているのでしょうか。

    何もわかってない

     場面は移り淵天vs刳雲。先週、双城が炸裂させた爆撃のようなものは刳雲から発せられた「雷」。やはり雲にまつわる能力が備わっていました。

     今回明らかになったのは刳雲が3つの属性を司るということ。「鳴(めい)=雷」、「結(ゆい)=氷結」、最後はまだ不明ですが雲に関連する属性となると雨・霧・雲あたりでしょうか。とても気になります!

    ©️外薗健 出典_カグラバチ/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+

     相対するチヒロは雷に対して無傷。恐らく淵天に備わる守りの力「猩(あか)」を使い、雷を吸収したと思われます。

     武器商人である双城はチヒロの妖刀への関心が尽きません。恐らく双城が取り扱ってきた武器の中でも妖刀は最高峰のもの。

     というより、そもそも双城は六平国重の熱狂的な信奉者でした。彼はあらゆる国重に関する文献を読みあさりましたが、歪んだフィルターで国重を理解しました。

     それは「国重が大量の命を奪うために妖刀を産み出した」ということ。本来国重の思いはチヒロの「悪を討ち弱者を救う」という言葉に重なると思われます。

    ©️外薗健 出典_カグラバチ/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+

     しかし、双城にとってチヒロは「国重を」全く分かってない奴。相容れません。

     双城は狂気の全方位放電を放とうとしますがチヒロの「避雷針」に防がれます。恐らく、猩(あか)で吸収した雷で双城の雷撃を誘導したのでしょう。周囲の人々を守ることができましたが、代償は大きい。ただでさえ妖術師との連戦で消耗していた体力が尽きかけています。

     双城はトドメの雷を撃とうとしますが不発。国重と共にあったチヒロには刳雲の特性が手に取るように分かります。チヒロにとって双城は「刳雲を」全く分かっていません。

    ©️外薗健 出典_カグラバチ/週刊少年ジャンプ/少年ジャンプ+

     チヒロが命を懸けて稼いだ十数秒で周囲の人々は逃げることができ、神奈備も駆けつけてくれそうです。

     それまで、何とか持ちこたえる、、、チヒロはそうは考えません。神奈備に介入される前に「俺が斬る」なんだこのカッコ良さは。。。!!

     父の妖刀を「ひたすら命を奪うためのモノ」と言い切った双城を許すわけにはいきません。ここでチヒロは「錦」を発現させます。

     これまでの描写を見るに、超速の斬り込みが錦の能力と推測。十数秒のインターバルを余儀なくされた双城を討てるわずかな一時!

     チヒロは絶体絶命の窮地から双城を倒すことができるのか!!

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